三井ダイレクト損保について

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ドライバーの年齢や走行距離などによって保険料が異なるリスク細分型保険が登場して以来、自動車保険は保険会社ごとの違いが大きくなっています。対人賠償・対物賠償、そして人身傷害補償などの基本的部分はほぼ同じですが、オプション契約や保険料割引制度には違いがあります。

自分のニーズに応じたリーズナブルな保険を選ぶためには、各社を比較することの重要性が高まっていると言えます。さらに、事故時の対応に繋がるサービス拠点数、そして故障時のロードサービスなどもチェックしておくとよいでしょう。各社の顧客満足度評価もふまえて、本記事ではこれらを比較しました。今回はテレビCMなどでも露出度が高いダイレクト型損保の2社、イーデザイン損保三井ダイレクト損保を他のメジャー自動車保険も参考にして比較してみたいと思います。

 

まず比較する項目について、その概要をご説明致します。

 

比較項目について

今回比較する項目は

 

・オプション契約

・割引制度

・顧客満足度評価

・サービス拠点数やロードサービス

 

の4項目となります。比較項目の詳細をそれぞれ確認してみます。

 

■オプション契約はどうか?

自動車保険の中心は「対人賠償」「対物賠償」そして「人身傷害補償」「車両保険」です。これらの基本的補償は保険会社ごとの違いは少ないと言えます。一方、オプション契約(いわゆる特約)は保険会社によって補償内容やラインナップに違いがあるのがポイント。様々なオプション契約の中で、有用性が高い人気の特約をご紹介します。

「対物超過修理費用補償特約」。相手のクルマ修理費用が時価額を超えた分も補償してくれる特約です。「対物賠償」で支払われるクルマ修理費用は時価額が原則。相手のクルマが古いと、時価額が低くなります。その場合、実際の修理額が、対物賠償で支払われる補償額(時価額)より高くなりがち。超過分は自分で支払わなければなりません。そのため、「対物超過修理費用補償特約」は自動車保険で人気の高い特約です。

「弁護士費用特約」。交通事故の際に、相手の過失が100%(いわゆる、もらい事故)の場合、保険会社は示談交渉ができません。そのような時、弁護士に交渉を依頼した場合に、弁護士費用を補償してくれる特約です。なお、保険会社によっては自動で付帯されることもあります。

「個人賠償責任特約」。日常生活で対人・対物の賠償責任が発生した時に補償してくれる特約です。家族全員の賠償責任をカバーしてくれるのがメリット。子供が自転車で他人をケガさせてしまった。飼い犬が人に噛み付いてケガさせた。あるいは、店内で商品を壊してしまった。などの時に、賠償額を補償してくれます。

「ファミリーバイク特約」は原動機付自転車(125cc以下)で事故を起こしてしまった場合、相手・自分の損害を補償する特約です。同居親族にも適用されます。たとえば、高校生の子供が原付きバイクで事故を起こした際などに対応可能です。

 

■割引制度はどうか?

「インターネット割引」はダイレクト型(通販型)自動車保険で主流の割引制度。公式ホームページから申し込むと、10,000〜20,000円ほど割引されます。割引額が大きいので、マストで利用したいサービスです。

「走行距離割引」。保険期間(1年間)中の走行距離に応じて保険料が決まってくる制度です。走行距離が少ないほど、段階的に保険料は安くなります。ただし、保険会社によって「距離区分」が違うので注意してください。また、走行距離が1万kmを超えるような場合は、逆に割高になる可能性も。そのような方は、走行距離割引を採用していない保険会社の方が安くなることもあります。

「年齢条件割引」。ドライバーの年齢を限定して契約すると保険料が安くなる制度です。一般に若い人ほど割高になりますが、高齢者になると高くなる場合もあります。また、「運転手限定割引」はドライバーを限定すると保険料が安くなる制度。本人限定や家族限定などの区分があります。

「ASV(自動ブレーキ)割引」。契約車両がAEB(衝突被害軽減ブレーキ)を搭載している場合、保険料が割引されます。比較的新しい割引制度なので、保険会社によっては採用していないこともあります。サポカーなど最近のクルマを使用している方はチェックしてみてください。

 

■顧客満足度評価はどうか?

自動車保険を契約している人を対象にした顧客満足度調査です。「J.D.パワー」「オリコン」「楽天」「価格.com」などが実施して、ランキング形式で結果を公表しています。実際の自動車保険契約者を対象にしているので、信頼性は高いと言えるでしょう。

調査項目は実施機関によって違いがあります。例えば「オリコン」では「保険料」「事故対応」「受取額・支払いスピード」「調査・認定結果」「商品内容の充実度」「サポートサービス」「加入・更新手続き」を調査しています。

顧客満足度評価を参考にする場合は、総合評価で判断するのも良いのですが、自分が重視する項目で評価の高い保険会社を選ぶとよいでしょう。

「加入・更新手続き」などは各会社でほとんど変わらないと言えます。実際に発生してみなければわからない、「事故対応」「サポートサービス」といった項目に注目することをおすすめします。

また、顧客満足度評価とは異なりますが、各保険会社の保有契約件数も保険会社の信頼度を表す指標となります。気になる方はチェックされてはいかかでしょう。

 

■サービス拠点数やロードサービスはどうか?

サービス拠点(サービスセンター)というのは、契約者の専任担当者が在籍して、顧客対応や事故の相手方との示談交渉を行う部署です。その他に保険金額の査定や支払いも担当しています。保険会社によっては、「サービス拠点」数としてロードサービス拠点も含めている場合もあるので、注意が必要です。

そのため、サービス拠点数は事故やトラブル対応の一つの目安となりますが、サービス拠点数の大小だけで保険を決めるのは考えものです。参考程度に考えるとよいでしょう。

タイヤのパンクやバッテリー上がりなど、クルマの故障時に役立つのがロードサービスです。事故に遭ったことはないけれど、ガス欠やキーの閉じこみなどで困ったことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。したがって、保険会社のサービスの中でもロードサービスは、使用する頻度が高い実用的なサービスと言えるでしょう。

「故障時の現場対応」は作業時間、そして「レッカー移動」は距離、それぞれ保険会社間で違いがあります。無料で利用できる範囲を確認しておきましょう。その他には、クルマも故障で移動できなくなった時の「宿泊費・移動交通費」補償など、保険会社によって違いが大きいので、遠隔地へ出掛けることが多い方は要チェックです。

「ロードサービス」は自動付帯するのが一般的ですが、特約扱いとなっている場合もあるので注意してください。

 

 

主要損保会社の一覧表

 保険形態主なオプション主な割引制度無料レッカー距離
三井住友海上代理店型重度後遺障害時追加特約
ケアサポート費用特約
差額ベッド費用特約
新車特約
ゴールド免許割引
長期優良割引
ノンフリート多数割引
新車割引
ASV割引
福祉車両割引
セカンドカー割引
500km
(ロードサービス費用特約)
東京海上日動代理店型弁護士費用特約
入院時選べるアシスト特約
レンタカー費用等補償特約(事故時30日)
新車割引
ノンフリート多数割引
ASV割引
ゴールド免許割引
Eco割引
福祉車両割引
無制限(指定)
15万円相当(任意)
ソニー損保ダイレクト型個人賠償特約
弁護士特約
ファミリーバイク特約
事故時レンタカー費用特約
インターネット割引
証券ペーパーレス割引
ゴールド割引
新車割引
無制限(指定)
150km(任意)
おとなの自動車保険ダイレクト型ロードアシスタンス特約
弁護士費用特約
個人賠償責任特約
ファミリーバイク特約
自転車障害特約
車両身の回り補償
インターネット割引
自動ブレーキ(ASV)割引
おとなの2台目割引
無制限(指定)
15万円相当(任意)
イーデザイン損保ダイレクト型対物超過修理費用補償特約
入院時諸費用特約
育英費用特約
インターネット割引
無事故割引
継続割引き
無制限(指定)
60km(任意)
三井ダイレクト損保ダイレクト型年齢条件設定と運転者の範囲に関する特約
ファミリーバイク特約
弁護士費用補償特約
ファミリー傷害特約
被害者救済費用特約
インターネット契約割引
eサービス(証券不発行)割引
新車割引
ECO割引
ASV割引
継続割引
ご紹介割引
無制限(指定)
50km(任意)
アクサダイレクトダイレクト型対物全損時修理差額費用補償特約
地震・噴火・津波危険車両全損時一時金特約
弁護士費用等補償特約
ファミリーバイク特約
インターネット割引
ASV割引
複数所有新規割引
無制限(指定)
35km(任意)
チューリッヒ自動車保険ダイレクト型対物超過特約
地震等による車両全損一時金特約
ファミリーケア特別見舞金特約
インターネット割引(最大1万円)
e証券割引
早期契約割引
新車割引
エコカー割引
自動ブレーキ割引
ゴールド免許割引
紹介割引
無制限(指定)
100km(任意)

 

ここからは三井ダイレクト損保の概要についてです。

 

三井ダイレクト損保とは?

三井ダイレクト損保は金融などのさまざまな分野に進出している三井グループの傘下に連なる損害保険会社で、西暦2000年に誕生したものです。そのため歴史としてはまだ他の会社よりも新しい面がありますが、これは三井ダイレクト損保が当初から個人向けの自動車保険をインターネットや電話を通じて引き受けるダイレクト型を目指していたことが大きな理由になっています。そのため後発組とはいっても内容的な面ではむしろ充実した部分がみられます。

ダイレクト型というのは従来のように代理店のスタッフを通じた対面販売によらず、直接本社とのやり取りができるところがポイントで、そのために店舗の維持費やスタッフの人件費などの余計なコストが不要となります。そこで他の自動車保険よりもかなり安価な価格での契約ができるところが最大のメリットで、全国から人気が集まる理由にもなっています。

 

■サービス・契約方法について

自動車保険のサービスであれば、24時間土曜日・日曜日も含めていつでも対応ができるロードサービスの拠点を全国各地にきめ細かく配置しているほか、専任スタッフが案件ごとに個別に対応するしくみにもなっており、満足度の高さに定評があります。ほかには合理的な料金体系も注目に値するところで、インターネットからの手続きであれば最大10500円の割引が適用されるほか、新車割引やエコ割引などのその他の各種の割引制度も設けられています。

新規での契約を検討している場合には、まずはホームページから個人情報が不要で条件だけを選択して見積もりを出す方法があります。条件はたとえば車両の修理費などを対象に組み込むか、運転者の年齢を一定の年代に固定するか、証書の発行を省略するかなどが挙げられます。見積もりはマイページに登録してあとから閲覧したり、条件をいろいろと修正して再計算することも可能です。金額に納得がいけばそこから正式な契約の手続きに移ることもできるので、たいへん便利といえます。

 

■お支払方法・マイページについて

クレジットカード決済または銀行振込なら最短で翌日からの適用も可能です。もしもこれまで契約していた人が継続の手続きをする場合もマイページにログインすれば簡単です。

三井ダイレクト損保では最近は社会貢献活動にも力を入れており、ユーザーの投票にあわせて一定の金額をボランティア団体などに寄付をする取り組みをはじめています。この取り組みのなかでは環境保全や教育、災害復興などの幅広い団体が対象に含まれており、そのための基金も開設されています。

 

 

ここからは比較項目についての各社の動向とイーデザイン損保と三井ダイレクト損保の考察となります。

 

 

オプション契約について

 

■各社の動向はどうか?

「対人賠償責任保険」「対物賠償責任保険」「人身傷害保険」そして「車両保険」といった基本的な自動車保険以外のオプション契約のラインナップは各社によってまちまちです。

比較的需要の多い「弁護士費用等補償特約」や「ファミリーバイク特約」はほとんどの会社で用意されています。「対物超過修理費用補償特約」や「地震・噴火・津波危険車両全損時一時金特約」といった特約がラインナップしている会社は限られています。

クルマの修理費用が時価額を超えた時に支払われる「対物超過修理費用補償特約」はイーデザイン損保・アクサダイレクト・三井住友海上に特約として用意されています。なお、東京海上日動では「対物賠償責任保険」に自動でセットされているのがポイントです。

家庭、特に小さな子どもがいる方、そして自営業などで日常的にクルマを運転することが多い方におすすめなのが、イーデザイン損保の「入院時諸費用特約」「育英費用特約」。そして、三井住友海上の「重度後遺障害時追加特約」「ケアサポート費用特約」。大きな事故で死亡・重度後遺障害そして入院した時に家計の負担を減らしてくれます。生命保険とのバランスを考えて上で検討されるとよいでしょう。

 

■三井ダイレクト損保とイーデザイン損保のオプション契約比較
三井ダイレクト損保 イーデザイン損保
主なオプション契約 年齢条件設定と運転者の範囲に関する特約
運転者年齢限定特約
ファミリーバイク特約
弁護士費用補償特約
ファミリー傷害特約
被害者救済費用特約
対物超過修理費用補償特約
入院時諸費用特約
育英費用特約
弁護士費用等補償保険
家族駆けつけ費用保険金
寸評 三井ダイレクトの「年齢条件設定と運転者の範囲に関する特約」は、保険の対象となるドライバーの年齢や範囲を限定することによって保険料を合理的に算出する特約です。「運転者年齢限定特約」のほか、「本人限定」「家族限定」そして「本人・配偶者限定」など、クルマの利用状況に応じて設定できます。

本人もしくは家族が125cc以下の原付きバイクを利用している時に便利なのが「ファミリーバイク特約」。別途、バイク保険に加入するよりお得な保険料で利用できます。

また、100%相手側の過失で交通事故の被害者となった時の、弁護士・訴訟費用などを補償してもらえるのが「弁護士費用補償特約」。このようなケースの場合、保険会社が示談交渉できないので、費用を心配することなく優秀な弁護士に依頼できる安心の特約です。

交通事故以外のケガの際に保険金が支払われるのが「ファミリー傷害特約」。本人や家族が入院あるいは通院した時に利用できます。

自動車保険に自動でセットされるのが「被害者救済費用特約」。車の欠陥によって人身・物損事故が発生した場合、契約者が負担した被害者救済費用を保険金として支払われます。

イーデザイン損保で人気No.1の特約が「対物超過修理費用補償特約」。相手方のクルマ修理費が時価額を超えた場合、超過分を補償してくれます。さらに「弁護士費用等補償保険」といった定番の特約の他にも、さまざまな特約がラインナップしているのがイーデザイン損保の魅力。

交通事故によって死亡または3日以上入院した時の諸費用を補償してくれるのが「入院時諸費用特約」です。入院した対象者を看護するために、家族が病院に行く時の交通費や宿泊費を実費で支払ってくれるのが「家族駆けつけ費用保険金」。交通費1往復分として5万円限度。宿泊費1泊につき1万円限度。10泊分10万円を限度として補償してくれます。家族2名分で最大30万円まで支払われます。単身赴任者などにおすすめの特約です。

「育英費用特約」は、生命保険の様なユニークな特約。親権者となっている方が交通事故で死亡あるいは重度の後遺障害となった場合、事故発生時に15歳未満の子供1名あたり500万円の育英資金を保険金として支払われます。小さなお子様がいる方におすすめの特約です。

 

 

 

割引制度について

 

■各社の動向はどうか?

ダイレクト型自動車保険で代表的な割引が「インターネット割引」。10,000〜20,000円と割引額が大きいので、ぜひ活用したい割引制度です。特にアクサダイレクトの最大20,000円という金額は魅力です。

「インターネット割引」は代理店型自動車保険では用意されていませんが、専任スタッフから直接保険内容の詳しい説明を受けられるとともに、疑問点を尋ねられるといったメリットが代理店型にはあります。

また、「新車割引」「エコカー割引」「ASV割引」などクルマの状態による割引も、ほとんどの自動車保険で用意されています。

年間走行距離が少ない方は走行距離区分が設定されている自動車保険を利用すると、保険料が安く抑えられます。イーデザイン損保では「3,000km以下」〜「20,000km超」の6区分ときめ細かく設定されています。おとなの自動車保険や三井ダイレクトの走行距離区分は「5,000km以下」〜「15,000km超」まで4区分。年間走行距離が3,000kmより少ない方は、まずイーデザイン損保で見積もるとよいでしょう。

なお、代理店型損保の三井住友海上「GK クルマの保険」、東京海上日動「トータルアシスト自動車保険」には走行距離区分の設定がありません。15,000kmを超えるなど、年間走行距離が多い方の場合、ダイレクト型よりリーズナブルになる可能性もあります。「代理店型損保だから保険料が高い」と考える方も多いと思いますが、代理店型損保ももチェックされることをおすすめします。

65歳以上で20等級の方におすすめなのが損保ジャパンの「65歳以上優良割引」。保険料が3%割引されます。

 

■三井ダイレクト損保とイーデザイン損保の割引制度比較
三井ダイレクト損保 イーデザイン損保
主な割引制度 インターネッ契約ト割引
eサービス(証券不発行)割引
新車割引
ECO割引
継続割引
ご紹介割引
インターネット割引
無事故割引
継続割引き
寸評 三井ダイレクトは割引制度が充実しているのがポイント。三井ダイレクトの公式ホームページから自動車保険を申し込むと「インターネット契約割引」として最大10,500円割引されます。「eサービス(証券不発行)割引」は、保険証券兼領収証の発行を省略した場合、保険料が500円割引される制度です。

クルマの状態によって、保険料が割引される制度も豊富。新車用の「新車割引」、エコカー向けの「ECO割引」そして衝突被害軽減ブレーキ搭載車用の「ASV割引」が用意されています。

また、契約更新の際に継続回数に応じて保険料が安くなるのが「継続割引」。また、知人や友人を紹介した時に適用されるのが「ご紹介割引」。所定の条件を満たした場合、初年度に限り保険料が2,000円割引かれます。

割引制度ではありませんが、三井ダイレクト契約者だけの優待特典があります。「クルマ生活応援サービス」は国内外20万ヶ所以上の宿泊施設やレジャー施設を特別割引価格で利用できます。

イーデザイン損保の「インターネット割引」は10,000円。新規入会時だけでなく更新時も適用されます。また、ダイレクト型自動車保険では唯一「無事故割引」を採用しているのがポイント。最高の20等級など、等級アップによる割引が無くなった人でも割引かれるのがうれしい制度です。その他にも、「継続割引き」も完備。イーデザイン損保は継続すればするほど、お得な自動車保険と言えます。

また、走行距離によって保険料金が変わる「走行距離区分」は6区分。「3,000km以下」〜「20,000km超」ときめ細かく設定されているのも特徴です。年間の走行距離が少なめの方はチェックされるとよいでしょう。

 

 

顧客満足度評価について

 

■各社の動向はどうか?

J.D.パワー「2018年自動車保険契約者満足度調査」の代理店系保険会社において、東京海上日動は644ポイントで第3位、損保ジャパンが637ポイントの第4位、三井住友海上が636ポイントで第5位です。レーティングは東京海上日動が4つ星、損保ジャパン・三井住友海上が4つ星。ちなみに、第1位は657ポイントの楽天損保、第2位は656ポイントのAIG損保です。

同じ調査のダイレクト系保険会社部門では、おとなの自動車保険が673ポイントの第2位、イーデザイン損保は661ポイントの第4位、三井ダイレクトが649ポイントで第7位、647ポイントのアクサダイレクトが第8位です。

オリコンの「2018年自動車保険満足度ランキング」では、ダイレクト型のおとなの自動車保険が第3位、イーデザイン損保は第4位、アクサダイレクト第6位、三井ダイレクト第7位、代理店系の東京海上日動は第8位、第10位が三井住友海上、損保ジャパンは第11位でした。

保険料の項目があるため、ダイレクト型に比べ保険料が高くなりがちな代理店型は順位が低くなる傾向にあります。また各機関による満足度調査はインターネットを使ったアンケートによっておこなわれるので、高齢者などが参加しにくいのが特徴。このことが代理店型が不利になる要因とも考えられています。担当者と直接面談して自動車保険の内容を確認できるのが、代理店型の魅力です。

 

■三井ダイレクト損保とイーデザイン損保の顧客満足度比較
三井ダイレクト損保 イーデザイン損保
事故対応満足度(※1) ★★ ★★★
寸評 オリコンによる「2018年自動車保険ランキング」保険料部門では、三井ダイレクトは第5位。74.06ポイントと高い評価を得ています。また、楽天自動車保険一括見積もりが発表した「自動車保険満足度ランキング2018」において、「事故対応満足度」部門で1位に選ばれています。

さらに、HDI-Japan主催の「2018年度損害保険業界格付け」においては、「問合せ窓口」「Webサポート」で最高評価の三つ星を獲得。しかも3年連続の三つ星はダイレクト型保険では三井ダイレクトだけという快挙です。「お客さまセンター」スタッフのていねいな電話対応、さらに情報がわかりやすく整理されたホームページなどが評価されました。

なお、三井ダイレクトの契約者へのアンケートによる「事故対応満足度」は92.2%と高い水準です。

イーデザイン損保は顧客満足度調査で高い評価を受けているのがポイント。特に「事故対応」「契約内容・契約手続き」といった項目は多くの調査でランキングトップクラスの評価を獲得しています。「2018年オリコン顧客満足度調査」では「事故対応」項目第1位。「2016年J.D.パワー自動車保険新規加入満足度」では「総合」第1位でした。「契約内容・契約手続き」「価格」「契約チャネル」の全ての項目でトップの評価を得ています。

イーデザイン損保ならではのユニークなサービスが「臨床心理士カウンセリング」。事故、特に人身事故に遭った場合、加害者側であれ被害者側であれ心理的に不安定になる可能性があります。「事故のことが頭を離れない」「よく眠れない」などの症状が発生したら、専門家による心理ケアがあると安心です。イーデザイン損保は1年5回まで臨床心理士によるカウンセリングが無料で受けられます。このような細かい配慮が、イーデザイン損保の顧客満足度高評価につながっていると言えるでしょう。

※1)J.D.Power 日本自動車保険事故対応満足度調査 (2017)

 

サービス拠点数やロードサービスについて

 

■各社の動向はどうか?

事故時には、まず加入している損保会社に連絡するのが原則。あとは専任担当者のアドバイス通りに対応します。「ダイレクト型自動車保険では事故対応力が不安」という方もいるかも知れません。しかし、ダイレクト型自動車保険でも、提携している損保会社のサービス拠点を利用できます。例えば、おとなの自動車保険は損保ジャパン日本興亜、三井ダイレクトは三井住友海上火災保険やあいおいニッセイ同和と提携しています。車両の損害確認を鑑定する専門スタッフを利用できるので安心です。

自動車事故現場に損保会社の担当者が来ることは原則としてありません。警察への連絡や救急車の手配などは当事者がおこなうのが基本です。さらに、事故時の様子などは、自ら警察官に説明する必要があります。その際に、相手方が正直に話さず、こちら側に一方的に責任を押し付けてくるケースも。

そんな時に安心なのが、警備会社隊員が現場に来てくれるサービス。イーデザイン損保ではセコム、おとなの自動車保険はALSOKの警備員が現場に来てサポートしてくれるサービスがあるのがメリットです。写真撮影や相手方へのヒアリングをおこなってくれます。交渉ごとが苦手な方、奥さんが運転することが多い方などはぜひチェックしてみて下さい。

クルマが走行不能になった時に便利なのが、レッカー移動サービス。損保会社指定の修理工場までなら距離無制限で利用できます。しかし、工場を契約者が指定すると無料でレッカーできる距離に違いがでてくるので注意が必要です。

東京海上日動・三井住友海上・おとなの自動車保険は15万円相当、おおよそ180kmほど無料でレッカー移動できます。イーデザイン損保が60km、三井ダイレクトは50km、そしてアクサダイレクトが35kmです。純正部品が入手しにくい高級外車などに乗っていて、正規ディーラーで修理したいという方は、距離が長めの自動車保険を選ぶと安心です。

 

■三井ダイレクト損保とイーデザイン損保のサービス拠点・ロードサービス比較
三井ダイレクト損保 イーデザイン損保
国内サービス拠点 12拠点(事故対応サービスセンター) 4拠点(事故対応サービスセンター)
無料レッカー距離
(上段:指定/下段:任意)
無制限
50km
無制限
60km
寸評 三井ダイレクトの事故対応サービスセンターは12ヶ所。損害サポートネットワークが約480ヶ所と多いので、平日でも休日でも19時までに事故の初期対応ができます。約160の法律事務所と提携しているのもメリット。弁護士ネットワークも万全です。

ロードサービス拠点は約3,800ヶ所。パンク時のスペアタイヤ交換など、トラブル現場で対応できる作業を無料でおこなってもらえます。

レッカーサービスは、全国に約2,100ヶ所ある指定修理工場までなら、距離無制限で無料。契約者が修理工場を指定する場合は50kmまで無料です。契約者がJAF会員の場合は、JAFの無料距離15kmと合わせて65kmまで無料になります。

契約2年目以降の特典として、ロードサービスもより充実。自宅から50km以上離れた場所でのトラブルの場合、ガソリンを無料で届けてもらえるほか、レンタカー代も負担してもらえます。

イーデザイン損保の事故対応のポイントは迅速な初期対応。相手方への連絡・代車手配・医療機関や修理工場への連絡は原則としてその日のうちにおこなわれます。

また、事故時には無料で「セコム事故現場急行サービス」を利用できるのも大きなメリット。全国約2,800カ所の緊急発進拠点を持つセコムの緊急対処員が事故現場に駆けつけてくれます。警察への連絡はもちろん、救急車・レッカーそしてタクシーも手配。現場・車両の写真撮影、相手方へのヒアリングなどをおこない、必要な情報をイーデザイン損保へ連絡してくれるので安心です。

ロードサービスの拠点は全国約9,300ヶ所。レッカー移動は、全国に約1,100ヶ所あるイーデザイン損保の指定修理工場までは距離無制限、そして契約者が指定する工場までは60kmまで無料です。燃料切れ時ガソリン配達サービスも、契約1年目から無料で利用できます。

 

三井ダイレクト損保公式サイト

 

三井ダイレクト損保のまとめ

三井ダイレクトはリスク細分型保険の強いを活かして、ドライバーの年齢や範囲を細かく設定できるのがポイント。40代や50代といった年齢層の方におすすめです。また、本人以外には配偶者や家族しかクルマを運転しないなど、ドライバーを絞り込める家庭は保険料を安く抑えられます。
また、約160の法律事務所と提携しているのも安心。事故時には、しっかり示談交渉してもらいたい方におすすめの自動車保険です。